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断捨離のコツは?新生活に向けて始めたい住まいの整理整頓

春は新生活が始まるタイミングです。
住まいもすっきり片付けて、気持ちよく過ごしたいですよね。
「でも私、なかなかものが捨てられなくて整理整頓が難しい…」
「断捨離に興味があるけど、何から始めたらいいの?」

シンプルな暮らしに憧れていても、気が付けば家の中がゴチャゴチャ。
整理整頓のやり方で、悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、新生活に向けてチャレンジしたい「断捨離」のコツを紹介します。

今年こそはすっきりと気持ちのいい部屋で、新生活をスタートさせましょう。

断捨離のコツは?簡単に始められるポイントを解説

断捨離というと「とにかくものを捨てるのでは?」という印象を持っている人も少なくありません。

しかし片っ端からものを捨てるだけでは、効率的な断捨離はできません。
まずは断捨離を始める前に知っておきたい5つのコツを解説します。

①写真を撮って現状を把握

断捨離を始める前に、片付けたい場所の写真を撮ってみましょう。
写真を撮ることで現状を客観的に見ることができ、改善するべきポイントがわかりやすくなります。
また断捨離前の写真を記録として残し、すっきり片付いたあとに見返すことでやる気もUPするでしょう。

②一度に終わらせようとしない

部屋の整理整頓をするときに「1日で全部終わらせよう!」と気負いすぎると、誰でも途中で疲れてしまいます。
まとまった時間も必要となるため、始めるタイミングを見失ってしまうことも…。

住まいの断捨離は、少しずつ進めることがポイントです。

「今日はキッチンの引き出しの中」「明日は子どものおもちゃ箱」というように、隙間時間で少しずつ取り組んでいきましょう。

③悩んだときは「いったん保留」

断捨離に時間がかかる人は「捨てるか、残すか」で悩み、作業の手が止まってしまいます。

悩んだ結果「やっぱり捨てられない」となると、時間がかかった割に片付けが進まず、途中で投げ出したくなりますよね。

そこで3分考えても判断できない場合は「いったん保留」にする方法がおすすめです。
悩んだものは用意した保留箱に入れて、後日判断します。

ただし保留にしたものには「断捨離期間」を設けておきましょう。
3日や1週間など期間を決めて、その期間内に「捨てる・残す」の判断をすることが大切です。

④捨てるものより「捨てないもの」を選ぶ

「保留箱」がいっぱいになってしまい、なかなかものが捨てられない人は「捨てないもの」を選ぶ作業をしましょう。

どうしても必要なもの、毎日使っているものを先に分別し、残ったものを捨てるようにすれば、断捨離はスピーディーに進みます。

⑤新しいものを買うときは慎重に

断捨離に成功しても、次から次へと買い物をしては本末転倒です。

住まいの整理整頓をするときには、自分が必要だと感じるものの特徴についてまとめておきましょう。

断捨離で捨てたものをチェックするだけで、自分にとって不要なものがわかるはずです。
本当に必要なものだけを購入すれば、お財布にも嬉しいですよね。

【アイテム別】断捨離・整理整頓のコツ

断捨離の5つのコツを覚えたら、アイテムごとに整理整頓をしてみましょう。

今回は悩みがちな4つのアイテムについて、具体的な断捨離方法をご紹介します。

捨てられないNo.1は【洋服】

「捨て方がわからない」「いつか着るかもしれない」と思って、クローゼットに詰め込んだたくさんの洋服。
捨てる基準は「今年着たかどうか」です。

衣替えのタイミングで、オフシーズンの服を1枚ずつチェックしましょう。
シーズン中に1回も着なかった洋服は、断捨離へ。

1回も着てないけれど、どうしても捨てられない服は、鏡の前で試着します。
着てみることで「捨てる・捨てない」がはっきりわかることも。

捨てることに抵抗がある人はリサイクルショップを活用すると、気持ちよく片付けられますよ。

必要なときに見つからない【書類】

仕事の書類、子どもの学校関係の書類、地域活動の書類などは「大切かもしれないので、とりあえずとっておこう」と溜め込みがちです。

無造作にしまっておくと「必要なときに見つからない!」なんてことも少なくありません。

書類の断捨離には3つのファイルを用意しましょう。
「読んだら捨てる」「一旦保管する」「大切に保管」の3パターンのラベルを貼り、書類をファイルごとに分別します。

「読んだら捨てる」「一旦保管する」の2つのファイルは、週に1回チェックをして中身を整理しましょう。

溜まり続ける【子どものおもちゃ】

子どものおもちゃ、捨てるタイミングが難しいですよね。
大人にはいらないものに思えても、子どもにとっては「大切な宝物」ということもあります。

おもちゃ断捨離で、大人が「捨てなさい」「必要ない」と決めてしまうのはNGです。

まずは遊び感覚で子どもと一緒に、おもちゃの分別をしていきましょう。
捨てるものを選ぶより「お気に入りの順番に並べてみよう」など声をかけ、少しずつ必要なものを見極めます。

子ども自身が「もう遊ばない」と思えるものから焦らず処分するのがコツですよ。

ゴチャゴチャしがちな【キッチン】

便利だからと購入したキッチンツール、オシャレなティーセット、いただきものの大皿。

本当に使っていますか?

キッチンの断捨離は、引き出しや食器棚の中身を全部出すことから始めましょう。
まずは毎日使っているものや、シーズンごとに毎年使っているものをピックアップして収納します。

残ったものが「本当に必要かどうか」は、その場で判断します。
どんなに便利なグッズでも、自分の手に合わないものは残しておいても使いません。

便利だけど使わないキッチンツールや高価な食器など、捨ててしまうのはもったいないと感じる人は、リサイクルショップを活用しましょう。

まとめ

新生活に向けて住まいの整理整頓をしたい人は、ぜひ断捨離にチャレンジしてみましょう。

断捨離は一気にものを捨てることではありません。
シンプルな暮らしをするために、自分にとって必要なものが何かを見極める作業です。

住まいの断捨離をすることで、生活や心にもゆとりが生まれるでしょう。
(執筆者:戸塚ナオ)

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